人前式の誓いの言葉例文集|ふたりらしい宣誓文の作り方
目次
人前式の準備を進めるなかで、
「そのまま使える誓いの言葉の例文がほしい」
「定番すぎず、ふたりらしさも伝わる内容にしたい」
「友人に問いかけを頼みたいが、流れや頼み方が分からない」
このようなお悩みを持っていませんか?
人前式の誓いの言葉は、基本の構成を押さえて例文の一部をふたりの約束に置き換えれば、無理に気の利いた表現を考えなくても仕上げられます。
本記事では、読み上げ方や状況別の例文、問いかけの流れ、作り方、避けたい表現を紹介します。
読み終えるころには、会場の雰囲気とふたりの関係に合う原稿を作り、声に出して練習できる状態になるでしょう。
この記事でわかること
- 人前式で誓いの言葉を述べる意味と基本構成
- ふたりで読む場合と交互に読む場合の定番例文
- 友人・親・兄弟姉妹に問いかけてもらう例文
- おもしろい・感動・入籍済み・パパママ婚の例文
- ふたりらしい宣誓文を作る手順
- 内輪受けや忌み言葉を避けるポイント
- カンペや結婚証明書に関する疑問への答え
人前式の誓いの言葉とは

例文を選ぶ前に、人前式では誰に何を誓うのかを押さえておきましょう。
この章では、誓いの言葉がゲストへ結婚の決意を伝えるものであることと、序文・誓い・結びで組み立てる基本構成を説明します。
- ゲストを証人として結婚の決意を伝える言葉
- 序文・誓い・結びの3部で組み立てる方法
意味と型が分かれば、定番の例文を使っても、言葉を少し変えるだけでふたりらしい宣誓文になります。
まずは、原稿を支える2つの基本から確認しましょう。
ゲストを証人として結婚の決意を伝える言葉
人前式の誓いの言葉は、式に集まったゲストを結婚の証人として、ふたりの決意を伝えるためのものです。
宗教者に誓う形式ではないため、誰が読むか、どのような約束を入れるかをふたりで決められます。
例えば「互いを尊重します」という普遍的な決意に、家事の分担や記念日の過ごし方など、ふたりの生活が浮かぶ約束を加えられます。
形式の自由さは、奇抜さを求められるという意味ではありません。
ゲストにも内容が伝わり、ふたりが結婚後も大切にしたいと思える言葉を選ぶことが、人前式らしい宣誓につながります。
序文・誓い・結びの3部で組み立てる
誓いの言葉は、序文・誓い・結びの3部で組み立てると、短くても意味の通る原稿になります。
最初と最後の役割を決めておけば、中央に入れる約束だけを考えればよく、文章全体が散らかりにくいためです。
| 部分 | 役割 | 文例 |
|---|---|---|
| 序文 | ゲストへの挨拶と宣誓の開始 | 本日、私たちは皆さまの前で結婚の誓いを立てます |
| 誓い | 夫婦として守る約束 | 互いの話をよく聞き、笑顔の絶えない家庭を築きます |
| 結び | 日付・名前・締め | 以上の誓いを忘れず、力を合わせて歩むことを誓います |
この3部を土台にすると、シンプルにも個性的にも調整できます。
先に型を作り、その後でふたりらしい約束を入れましょう。
人前式の誓いの言葉【定番・シンプル例文】

基本構成が分かったら、まずは取り入れやすい定番の例文を見ていきましょう。
この章では、ふたりで一緒に読む形、交互に読む形、それぞれが自分の決意を読む形の3つを紹介します。
- ふたりで一緒に読み上げる例文
- 新郎新婦が交互に読み上げる例文
- それぞれが自分の決意を読み上げる例文
どれが正解ということではありません。
当日の緊張の程度や伝えたい内容を考え、ふたりが無理なく読める形を選ぶことが大切です。
以下の例文は、名前や約束の部分を置き換えて使えます。
ふたりで一緒に読み上げる例文
緊張が心配な場合は、最初から最後までふたりで一緒に読み上げる形が向いています。
隣の声を聞きながら進められるため、一人で長い文章を読む負担を減らし、宣誓する姿にも一体感を出せます。
「本日、私たちは大切な皆さまに見守られ、夫婦となれることを幸せに思います。
これからは互いの気持ちを尊重し、うれしい日も困難な日も話し合い、笑顔の絶えない家庭を築きます。
今日の感謝と決意を忘れず、ふたりで歩んでいくことをここに誓います」
声を合わせやすいよう、一文を短めに区切って同じ台紙を用意しましょう。
新郎新婦が交互に読み上げる例文
ふたりの約束を聞き取りやすく伝えたいなら、新郎新婦が一文ずつ交互に読む形がおすすめです。
話者が入れ替わることで長い原稿にもリズムが生まれ、それぞれが相手へ約束する構成を作れます。
「新郎:私は、あなたの意見を最後まで聞き、どんなときも味方でいることを誓います」
「新婦:私は、感謝を言葉にし、穏やかに話し合える家庭をつくることを誓います」
「ふたり:私たちは、今日ここに集まってくださった皆さまへの感謝を忘れず、互いを支え合って歩むことを誓います」
最後だけ声をそろえると、宣誓の結びが明確になります。
それぞれが自分の決意を読み上げる例文
相手への気持ちを自分らしい表現で届けたいふたりには、それぞれが自分の決意を読み上げる形が合います。
同じ約束を並べる必要がないため、普段は照れて言えない感謝や、相手の好きなところも自然に盛り込めます。
「新郎:いつも前向きなあなたの笑顔に、何度も励まされました。
これからは私が、あなたが安心して帰れる場所をつくります」
「新婦:どんな話も真剣に聞いてくれるあなたを、心から信頼しています。
これからも感謝を言葉にし、ふたりで未来を選んでいきます」
内容の長さをそろえ、最後に共通の結びを加えると、一つの宣誓文としてまとまります。
人前式の誓いの言葉【問いかけ例文】

定番の宣誓文だけでなく、家族や友人に参加してもらいたい場合は、問いかけ形式を選べます。
この章では、友人・親・兄弟姉妹からの問いかけ例文と、立会人へ事前に伝えたい当日の役割を紹介します。
- 友人から問いかけてもらう例文
- 親から問いかけてもらう例文
- 兄弟・姉妹から問いかけてもらう例文
- 立会人へ伝える問いかけの内容と当日の役割
問いかける人に原稿作りをすべて任せず、ふたりの希望と当日の役割を先に伝えることが成功のポイントです。
友人から問いかけてもらう例文
友人からの問いかけは、ふたりの人柄が伝わる親しみやすい誓いに向いています。
学生時代や仕事での様子を知る友人なら、相手を傷つけない範囲で具体的な性格や日常のエピソードを織り込めるためです。
「新郎さん、忙しい日でも新婦さんの話を最後まで聞き、笑顔にする努力を続けることを誓いますか」
「新婦さん、少し不器用でも家族思いの新郎さんを信じ、うれしいことも悩みも一番に分かち合うことを誓いますか」
「ふたりは、今日集まった仲間をこれからも大切にし、支え合って歩むことを誓いますか」
返答は「はい、誓います」で統一すると、進行が分かりやすくなります。
親から問いかけてもらう例文
親からの問いかけは、家族への感謝と新しい家庭への決意を結びつけたいときに合います。
親が見守ってきた姿を踏まえた言葉には重みが出やすく、笑いよりも温かさや感動を大切にした式になじみます。
「新郎さん、新婦さんの笑顔を守り、悩んだときはふたりで話し合うことを誓いますか」
「新婦さん、新郎さんの挑戦を応援し、互いを尊重できる家庭を築くことを誓いますか」
「ふたりは、これまで支えてくれた方々への感謝を忘れず、新しい家族として歩むことを誓いますか」
親が言いにくい内容を避け、事前に原稿を共有して気持ちよく読める言葉へ整えましょう。
兄弟・姉妹から問いかけてもらう例文
兄弟や姉妹からの問いかけは、幼い頃からの関係を生かしつつ、親より少しくだけた雰囲気を作れます。
昔の呼び名や家族だけが知る一面を入れる場合も、初めて聞くゲストに意味が伝わる表現へ置き換えることが大切です。
「新郎さん、頑張りすぎる新婦さんに『無理しなくていいよ』と声をかけ、どんな日も味方でいることを誓いますか」
「新婦さん、家族思いの新郎さんと一緒に、笑顔で集まれる家庭をつくることを誓いますか」
「ふたりは、両家のつながりを大切にし、困ったときには素直に頼ることを誓いますか」
家族内の思い出は一つに絞ると、内輪だけの話になりません。
立会人には問いかけの内容と当日の役割を事前に伝える
立会人には、問いかけの原稿とともに、立つ位置や署名、返答後の動きまで共有しましょう。
人前式は進行を自由に組める分、依頼された側が役割を予測しにくいためです。
Yahoo\!知恵袋にも、立会人代表を頼まれ「どういう感じか分からず戸惑いと緊張があります」という相談があります。
問いかけだけか、署名や証明書の披露もあるかを伝え、必要なら一緒に練習してください。
役割が見えれば、立会人も落ち着いて言葉に気持ちを込められます。
人前式の誓いの言葉【状況・雰囲気別例文】

問いかける人が決まったら、次は式の雰囲気やふたりの状況に合わせて内容を選びます。
この章では、おもしろい誓い、感謝を伝える誓い、入籍済みの誓い、子どもと読むパパママ婚の誓いを紹介します。
- おもしろくて和やかな例文
- 感謝が伝わる感動的な例文
- 入籍済みでも現在の決意を伝える例文
- 子どもと一緒に読むパパママ婚の例文
大切なのは、例文の雰囲気だけを借りて、家族構成やゲストとの関係に合う言葉へ直すことです。
4つの例から近い形を選びましょう。
おもしろくて和やかな例文
おもしろい誓いの言葉は、相手への愛情が伝わる約束に笑いを添えると、ゲストも安心して楽しめます。
欠点の暴露ではなく、ふたりが笑える習慣を題材にします。
「新郎:休日に新婦がゆっくり眠っている日は、朝食を用意して気長に待つことを誓います」
「新婦:新郎が楽しみにしているお菓子を勝手に食べたときは、同じものを補充することを誓います」
「ふたり:けんかをしてもその日のうちに話し合い、最後は同じ食卓を囲むことを誓います」
最後に夫婦としての決意を置けば、軽すぎない宣誓に整います。
おもしろさの加減や入籍済みの文例をさらに比べたい方は、下記の記事でセンスの出し方まで紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
▼関連記事
人前式の誓いの言葉はおもしろいが正解?入籍済みでも使える例文とセンスの出し方
感謝が伝わる感動的な例文
感動的な誓いにしたいときは、派手な表現より、今日まで支えてくれた相手とゲストへの感謝を具体的に伝えましょう。
誰に何を感謝しているかが見えると、定番の言葉でもふたり自身の物語として届きます。
「今日まで私たちを育て、支え、見守ってくださった皆さまに心から感謝します。
私たちは、家族から受け取った愛情を忘れず、相手の喜びを自分のことのように喜び、苦しいときには一番近くで支えます。
今日ここで交わした約束を胸に、思いやりのある家庭を築くことを誓います」
特定の人への手紙に偏らず、会場全体へ届く言葉で結ぶと宣誓としてまとまります。
入籍済みでも現在の決意を言葉にすればよい
すでに入籍しているふたりも、挙式の日に改めて今後の決意を伝えれば、自然な誓いの言葉になります。
婚姻の手続きが済んでいても、ゲストに感謝を伝え、夫婦としてどのように歩むかを表明する意味は失われません。
「私たちは入籍し、夫婦として日々を重ねてきました。
何気ない毎日のなかで、相手を思いやることと感謝を言葉にすることの大切さを知りました。
これからも小さな出来事を分かち合い、意見が違うときほど丁寧に話し合い、皆さまへの感謝を忘れずに歩むことを誓います」
入籍後に気づいた相手の長所を一つ加えると、今だから言える宣誓になります。
子どもと一緒に読むパパママ婚の例文
パパママ婚では、夫婦の約束だけでなく、家族全員でどのように過ごしたいかを誓いに含めると温かな内容になります。
子どもが話せる年齢なら短い一文を担当してもらい、難しければ名前を呼んだり手形を結婚証明書に添えたりして参加できます。
「新郎:家族の話をよく聞き、安心して過ごせる家をつくります」
「新婦:うれしいことも困ったことも家族で分かち合い、笑顔の時間を大切にします」
「子ども:みんなでなかよくします」
「家族全員:今日の気持ちを忘れず、互いを大切にする家族でいることを誓います」
子どもの負担にならない長さにし、当日は言えなくても進められる段取りを用意しましょう。
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気に入った例文が見つかったら、次はふたりの言葉へ整えていきます。
最初から完成した文章を書こうとせず、雰囲気、約束、エピソード、読みやすさの順に決めると、話が飛ばずに仕上がります。
- 式の雰囲気と読み上げ方を決める
- 夫婦として守りたい約束を3つ選ぶ
- 思い出とゲストへの感謝を加える
- 声に出して長さと表現を整える
この順番なら、例文のコピーで終わらず、聞く人にも意味が伝わる宣誓文を作れます。
メモを用意し、ふたりで答えを出しながら進めてみてください。
式の雰囲気と読み上げ方を決める
最初に、厳か、温かい、和やかなど目指す雰囲気と、誰がどの部分を読むかを決めましょう。
同じ約束でも読み上げ方によって印象が変わり、先に形式を決めると文章の長さや言葉遣いも選びやすくなるためです。
| 目指す雰囲気 | 合う読み方 | 言葉の方向性 |
|---|---|---|
| 厳か | ふたりで一緒に読む | 敬語を使い、普遍的な約束を選ぶ |
| 温かい | それぞれの決意を読む | 感謝や相手の好きな点を入れる |
| 和やか | 交互・問いかけで読む | 日常の約束に軽い笑いを添える |
会場の雰囲気とゲストの顔ぶれも合わせて考えると、当日だけ浮かない原稿になります。
夫婦として守りたい約束を3つ選ぶ
誓いの中心には、結婚後も大切にしたい約束を3つ程度選ぶと、内容に具体性を持たせながら長くなりすぎません。
思いつく項目を一度書き出し、似た内容をまとめれば、ふたりが本当に重視することが見えてきます。
- 感謝や謝罪を言葉にする
- 意見が違うときも最後まで話を聞く
- 家事や育児を一方に任せない
- 互いの仕事や挑戦を応援する
- 家族や友人とのつながりを大切にする
例えば「仲良くします」ではなく「意見が違うときも、その日のうちに話し合います」とすると行動が浮かびます。
守れる姿を想像できる約束を残しましょう。
思い出とゲストへの感謝を加える
ふたりらしさは、珍しい言い回しより、共有してきた思い出や感謝の対象を一つ加えることで生まれます。
誰にでも当てはまる文章のなかに具体的な場面が入ると、ゲストもふたりの関係を想像できるためです。
例えば「支え合います」を「遠距離の時期にも毎晩話を聞いてくれたように、これからは私があなたを支えます」と直せます。
ゲストには「今日まで見守り、私たちを引き合わせてくださった皆さまに感謝します」と伝えられます。
思い出は一つに絞り、最後は未来の約束へつなげると、過去の紹介だけで終わりません。
声に出して読んで長さと表現を整える
原稿ができたら、ふたりで声に出して読み、息継ぎしにくい文や言いにくい言葉を直しましょう。
目で読むと自然でも、緊張した状態で話すと一文が長く感じたり、同じ語尾が続いて単調に聞こえたりするためです。
読み合わせでは、読点で無理なく息を吸えるか、名前の呼び方が普段と離れすぎていないか、ふたりの分量に大きな差がないかを確認します。
司会者や立会人が関わる場合は、その部分も含めて順番を通してください。
一度録音して聞き直すと、当日のゲストに近い視点で整えられます。
人前式の誓いの言葉で失敗しないポイント

原稿が形になったら、会場で聞く人が置いてきぼりにならないか、当日に読みやすいかを確認します。
ふたりらしさを出そうとしても、内輪ネタや強い表現が目立つと、本来伝えたい結婚の決意が薄れてしまいます。
- 相手を下げる笑いや説明のない内輪ネタを避ける
- 忌み言葉や別れを連想させる表現を言い換える
- カンペや台紙を見やすく整える
この3点は、文章の内容と当日の読み方の両方に関わります。
完成稿をゲストの立場で一度見直し、不安な表現は司会者や会場担当者にも確認しましょう。
内輪ネタや相手を下げる笑いを避ける
笑いを入れる場合も、相手の失敗や欠点を暴露する内容は避けましょう。
ふたりには親しい冗談でも、背景を知らないゲストには責めているように聞こえ、相手や家族を居心地の悪い気持ちにさせるおそれがあります。
「新郎は何もできないので私が面倒を見ます」ではなく、「得意なことを持ち寄り、苦手なことは助け合います」と言い換えれば、関係性を保ったまま和やかさを出せます。
おもしろい内容にするなら、互いに同じ程度の軽さで約束し、最後は尊重や支え合いの言葉で締めてください。
ふたりもゲストも笑えるかを基準に判断しましょう。
忌み言葉と別れを連想させる表現を整える
結婚式の場では、別れや関係の終わりを直接連想させる言葉は、できる範囲で前向きな表現へ直すと安心です。
言葉だけを機械的に避けるより、文章全体がこれからの生活を肯定する内容になっているかを確かめましょう。
| 避けたい表現 | 言い換え例 |
|---|---|
| 忙しくても家庭を忘れません | 忙しいときほど家族との時間を大切にします |
| けんかを繰り返しません | 意見が違うときは丁寧に話し合います |
| 愛が冷めないようにします | 感謝を言葉にして愛情を育てます |
迷う表現があれば、否定形を「これから行う前向きな行動」に直すと、誓いにふさわしい響きになります。
カンペ・台紙は読みやすさを優先する
誓いの言葉のカンペや台紙は、装飾よりも当日読み間違えないことを優先して作りましょう。
緊張すると視線を戻した位置が分からなくなりやすいため、文字が小さい台紙や一面に詰めた原稿は、途中で止まる原因になります。
- 二人分を同じ順番で印刷する
- 話者名と読む部分を色や記号で分ける
- 一文ごとに改行し、余白を広めに取る
- めくる場合はページの切れ目を文章の区切りに置く
結婚証明書へ清書する前に練習用を作り、会場の明るさやマイクの位置も想定して読んでみてください。
見た目と実用性を両立した台紙が当日の安心につながります。
人前式の誓いの言葉でよくある質問

最後に、例文を使う範囲や結婚証明書の扱いなど、原稿を仕上げる段階で迷いやすい疑問をまとめます。
人前式は自由度が高いからこそ、必須だと思っていたものを省ける場合や、ふたりで決めてよい部分が多くあります。
- 例文をそのまま使ってもよいか
- 結婚証明書は必ず用意するのか
- 誓いの言葉や証明書は誰が保管するのか
基本の考え方を知ったうえで、会場の進行に関わる点は担当者へ確認すると安心です。
ふたりの希望と当日の運営を両立できる形を選びましょう。
例文をそのまま使ってもよい?
誓いの言葉の例文は、そのまま使っても問題ありませんが、約束の一つだけでもふたりの生活に合う内容へ変えるのがおすすめです。
定番表現には伝わりやすさがある一方、全文が借りた言葉のままだと、読んでいる本人が気持ちを込めにくくなることがあります。
例えば「互いを尊重します」は残し、「毎月一度はふたりでゆっくり食事をします」など実行したい約束を加えます。
冒頭と結びは定番のまま、中央だけを置き換えても十分です。
文章の上手さより、結婚後に思い返したとき「自分たちが選んだ」と感じられる言葉かを大切にしましょう。
結婚証明書は必要?
結婚証明書は人前式を形に残す演出としてよく使われますが、婚姻届のような法的な手続きとは別のものです。
そのため、入籍済みであっても誓いの言葉を書いた証明書へ署名できますし、ふたりの希望に合わなければ別の承認演出を検討できます。
証明書を使う場合は、ふたりの署名に加えて立会人の署名やゲストのスタンプを取り入れる方法があります。
使わない場合は、拍手やベルなどでゲストから承認を得る流れを作ると、式の節目が分かりやすくなります。
進行時間や会場設備に関わるため、最終的な形は司会者と確認してください。
誰が保管する?
誓いの言葉を書いた台紙や結婚証明書は、挙式後に新郎新婦が保管する形が一般的です。
法的な提出先が決まっている書類ではないため、立会人や会場へ渡す必要はなく、ふたりの記念品として扱えます。
紙の台紙ならフレームに入れて飾る、ゲスト参加型のボードなら新居のインテリアにする、冊子なら結婚式の写真と一緒に保管する方法があります。
長く残したい場合は、持ち帰りやすさや自宅での置き場所まで考えて素材と大きさを選びましょう。
当日に汚れや折れを防げるケースも用意しておくと安心です。
まとめ|例文を土台にふたりの言葉へ整えよう

人前式の誓いの言葉は、ゲストを証人として、ふたりが結婚の決意とこれからの約束を伝えるものです。
序文・誓い・結びの3部を作り、式の雰囲気に合う読み上げ方を選べば、難しい表現を使わなくてもまとまります。
定番、問いかけ、おもしろい、感動、入籍済み、パパママ婚の例文から近い形を選び、中央の約束をふたりの日常に置き換えてみてください。
完成後は声に出して読み、立会人や司会者と役割を共有します。
ゲストに伝わり、結婚後にも思い返したくなる言葉こそ、ふたりらしい誓いの言葉です。


