結婚式の叔母の服装マナー|50代・60代に似合うドレスとNG例、体型カバーのコツ
目次
姪や甥の結婚式に招かれたものの、
「叔母としてどこまでフォーマルにすればよいのか分からない」
「数年前に買ったスーツをもう一度着てもよいのか迷う」
「体型が変わって似合うドレスが見つからない」
このようなお悩みを持っていませんか?
叔母の服装は、準礼装を基本に新郎新婦の母親より少し控えめにまとめれば、大きく外すことはありません。
この記事では、叔母が押さえたい服装マナーと避けたいNG例、50代・60代それぞれにおすすめの装い、体型カバーのコツ、購入とレンタルの選び方まで紹介します。
読み終える頃には、手持ちの服を活かすか新しく用意するかまで判断でき、落ち着いて当日を迎えられます。
この記事でわかること
- 叔母が押さえたい結婚式の服装の基本マナー
- 色・デザイン・素材で避けたいNG例
- 親族と服装の格を揃える確認手順と、手持ちのスーツを着回す判断
- 50代・60代の叔母におすすめの服装
- ぽっちゃり体型をきれいに見せる服選び
- 小物と髪型の整え方
- 購入とレンタルの選び方
結婚式で叔母が着る服装の基本マナー

姪や甥の結婚式で、叔母は新郎新婦の親族としてゲストを迎える側に近い立場で出席します。
友人として招かれるゲストとは役割が違うため、服装にも親族らしい格と落ち着きが求められます。
まず押さえておきたい基本は、次の3つです。
- 叔母は準礼装以上を選ぶ
- 新郎新婦の母親より控えめな装いにする
- 和装と洋装はどちらを選んでもよい
この3つを満たしていれば、年代や体型に合わせた細かな服選びは後からいくらでも調整できます。
ドレスやスーツを探し始める前に、判断の土台としてここを確認しておきましょう。
叔母は準礼装以上を選ぶ
結婚式での叔母の服装は、準礼装以上を選ぶのが基本です。
叔母は親族としてゲストを迎える側に立つため、友人ゲストと同じ感覚のお呼ばれワンピースでは格が足りないと受け取られることがあるためです。
服装の格は、洋装と和装でそれぞれ次のように分けられるとされています。
| 格 | 洋装 | 和装 |
|---|---|---|
| 正礼装 | アフタヌーンドレス(昼)、イブニングドレス(夜) | 黒留袖 |
| 準礼装 | セミアフタヌーンドレス、フォーマルスーツ | 色留袖、訪問着 |
| 略礼装 | きれいめのワンピース、セットアップ | 付け下げ、色無地 |
叔母が目安にするのは、表の準礼装の段です。
迷ったときは、友人の結婚式で着る服よりひとつ格を上げると考えると選びやすくなります。
新郎新婦の母親より控えめな装いにする
叔母の装いは、新郎新婦の母親より一段控えめにまとめるのがマナーです。
親族のなかで最も格の高い装いをするのは両家の母親とされており、叔母がそれより華やかだと、並んだときに主催側の序列が逆に見えてしまうからです。
例えば母親が黒留袖なら叔母は色留袖か訪問着、母親がロングドレスなら叔母はミモレ丈のドレスやアンサンブルといったように、格か華やかさのどちらかを一歩引きます。
色も母親と同じ系統は避け、濃紺やグレーなど落ち着いた色を選ぶと親族席にまとまりが出ます。
母親の装いを基準にして、そこから少し引いた位置を探しましょう。
和装と洋装はどちらを選んでもよい
叔母の服装は、和装と洋装のどちらを選んでも問題ありません。
かつては親族女性の和装が一般的とされてきましたが、チャペル式やレストランウェディングも広がり、洋装を選ぶ親族も珍しくなくなっているためです。
Yahoo\!知恵袋では、新婦の母親が足腰の不調でドレスにすると決めた家庭の叔母について「着物ではなく洋装でよいか」という相談があり、ベストアンサーは洋装でよいという回答でした。
出典:Yahoo\!知恵袋「結婚式における、叔母の服装について」
ほかの回答も洋装を支持し、決め手は母親の装いとの釣り合いでした。
和洋で迷ったら、自分の好みより母親や他の叔母と揃えることを優先しましょう。
叔母の服装で避けたいNG例

基本の格が分かったら、次は選んではいけない服を確認しておきます。
叔母は親族席に座り、集合写真にも残るため、NGを1つ踏むだけで思った以上に目立ってしまいます。
代表的なNGは次の3つです。
- 白・全身黒など避けたい色
- 露出の多いデザインやカジュアルな素材
- 昼の式で光沢の強い素材を選ぶ
3つめは色やデザインに比べて見落とされやすく、手持ちのドレスを着回すときにも引っかかりやすいポイントです。
昼の挙式に出席する方は、とくに念入りに確認してください。
白・全身黒など避けたい色
叔母の服装で避けたい色の代表は、花嫁の色である白と、喪服を連想させる全身黒です。
白やアイボリー、淡いベージュは写真で白く見えやすく花嫁と色がかぶるおそれがあり、女性の洋装で黒一色になるとお祝いの席でも弔事の装いに見えてしまうためです。
黒のドレスを選ぶ場合は、パールのネックレスや明るい色のストール、光沢のあるバッグを合わせて、全体が暗く沈まないように調整します。
安心して選べるのは、濃紺やグレー、ボルドー、深いグリーンといった落ち着いた中間色です。
黒を着るなら、小物で必ず華やかさを足すことを忘れないようにしましょう。
露出の多いデザインやカジュアルな素材
肩や胸元が大きく開いたデザイン、膝が出る丈、カジュアルな素材も叔母の服装には向きません。
親族は長時間ゲストの目に触れる立場にあり、露出やカジュアルさが家の印象として受け取られやすいからです。
| 分類 | 避けたいもの | 代わりに選ぶもの |
|---|---|---|
| デザイン | ノースリーブ、深いVネック、膝上丈 | 袖あり、ボートネック、膝下丈 |
| 素材 | デニム、コットン、ニット | シフォン、ジョーゼット、レース |
| 足元 | サンダル、ミュール、ブーツ | つま先とかかとが隠れるパンプス |
ノースリーブのドレスしかない場合は、ボレロやジャケットを羽織ればマナーを満たせます。
新しく買う前に、羽織りで調整できないか考えてみてください。
昼の式で光沢の強い素材を選ぶ
見落とされやすいのが、式の時間帯に合わない素材選びです。
洋装では昼は光を抑えた素材、夜は照明に映える華やかな素材という区別があり、昼にサテンやスパンコールの強い輝きをまとうと場にそぐわないとされるためです。
叔母の服装を相談したYahoo\!知恵袋の投稿にも、「昼なら光沢のないもの、夜はサテンなど光沢のあるもの、スパンコールもOK」という回答が寄せられていました。
出典:Yahoo\!知恵袋「結婚式における、叔母の服装について」
同じ質問への回答は、素材の光沢まで時間帯で分けて考えている点で共通していました。
招待状で挙式の開始時刻を確かめ、昼の式なら光沢の控えめな生地を選びましょう。
服装の格を親族で揃える確認手順

NGを避けられても、親族のなかで自分だけ格がずれていると、当日の親族席で浮いてしまいます。
叔母の服装は単独で決めず、周囲の装いと照らし合わせて決めるのが確実です。
服を選び始める前に確認したいのは、次の2点です。
- 新郎新婦の母親の装いを先に確認する
- 手持ちのセレモニースーツを着回してもよいか
とくに2つめは、新しく服を買うかどうかの判断に関わります。
出費をできるだけ抑えたい方ほど、買い物に出かける前に確かめておきましょう。
新郎新婦の母親の装いを先に確認する
服を選び始める前に、新郎新婦の母親が和装か洋装か、どの程度の格で出席するかを確認しておきましょう。
叔母の服装は母親の装いを基準に一歩控えるのが基本なので、基準が分からないまま選ぶと、格が上回ったり逆に軽すぎたりする失敗が起きやすいためです。
確認は、自分の兄弟姉妹にあたる新郎新婦の親に直接聞くのがいちばん自然です。
あわせて他の叔母や親族女性にも装いを聞いておくと、親族席の並びがそろいます。
- 母親は和装か洋装か
- 母親のドレスや着物の色と丈
- 他の叔母は和装か洋装か
- 挙式の開始時刻と会場
この4つが分かれば、服選びの基準はほぼ固まります。
手持ちのセレモニースーツを着回してもよいか
以前の式典のために買ったセレモニースーツも、準礼装の格を満たしていれば着回して問題ありません。
親族の服装で問われるのは新しさではなく格と清潔感であり、フォーマルスーツは本来繰り返し着るものだからです。
Yahoo\!知恵袋では、50代前半の女性が百貨店で買ったシルバーグレーのジャケットとスカートについて、上下の色違いで姪に恥をかかせないかと相談していました。
ベストアンサーは、セミアフタヌーンドレスにあたるので問題ないという内容です。
回答では、色の違いより普段使いのツイードのような素材かどうかを分かれ目としていました。
サイズが合い、シミや毛玉がなければ自信を持って着ていきましょう。
50代の叔母におすすめの服装

親族との格の揃え方が見えたら、年代に合わせて具体的な服を選んでいきます。
50代の叔母は、親族らしい落ち着きを保ちながら、お祝いの席にふさわしい華やかさも求められる年代です。
おすすめのスタイルは次の2つです。
- ミモレ丈からロング丈のワンピース・ドレス
- かっこよく見せるセットアップ・パンツドレス
どちらのスタイルも、上質な素材を選ぶことで同じデザインでも品よく若々しく見えます。
自分の好みと当日の動きやすさを思い浮かべながら、合うほうを選んでください。
ミモレ丈からロング丈のワンピース・ドレス
姪の結婚式に出席する50代女性には、ミモレ丈からロング丈のワンピースやドレスがおすすめです。
膝がしっかり隠れる丈は親族らしい落ち着きが出るうえ、座ったときや階段を上るときにも裾を気にせずに済むからです。
色は濃紺やグレージュ、スモーキーなブルーなど、肌なじみのよい中間色が選びやすいでしょう。
袖はフレンチスリーブか五分袖、素材はジョーゼットや裏地付きのレースのように透け感を抑えたものが上品にまとまります。
胸元にタックやドレープの入ったデザインなら、無地でも単調に見えません。
丈と素材を先に決めてから色を選ぶと、50代らしい品のある一着に絞り込めます。
かっこよく見せるセットアップ・パンツドレス
かっこいい叔母を目指すなら、セットアップやパンツドレスも選択肢に入ります。
縦のラインがはっきり出るパンツスタイルは甘さを抑えてすっきり見え、ヒールの低い靴でもバランスが取れるので、長時間の式でも疲れにくいためです。
例えば、とろみのある素材のワイドパンツに同色のロングジレを重ねたり、ジャケットとパンツをネイビーで揃えたりすると、親族席でも格が下がりません。
ビジネススーツに見えないよう、光沢のあるブラウスやパールのアクセサリーで華やかさを足すのがポイントです。
小物でフォーマル感を足せるかどうかを基準に、パンツスタイルを選ぶか判断するとよいでしょう。
60代の叔母におすすめの服装

50代の装いに続いて、60代の叔母の服装を見ていきます。
60代になると、華やかさよりも品のよさと着心地を重視した服選びが中心になります。
一方で、落ち着いた色ばかりを選ぶと全体が地味に見えやすく、お祝いの席らしさが薄れてしまう年代でもあります。
60代の叔母におすすめなのは次の2つです。
- 露出を抑えたアンサンブル・フォーマルスーツ
- 明るい色で華やかさを足す
体への負担が少ない服を選び、色で明るさを補えば、挙式から披露宴まで笑顔で過ごせます。
順番に見ていきましょう。
露出を抑えたアンサンブル・フォーマルスーツ
60代の叔母には、ワンピースとジャケットを組み合わせたアンサンブルや、フォーマルスーツがおすすめです。
上着で二の腕や肩まわりを自然に隠せるうえ、会場の空調に合わせて脱ぎ着できるので、体温調節の負担を減らせるからです。
例えば、ネイビーのワンピースにレース素材のジャケットを合わせると、フォーマル感を保ちながら重たく見えません。
スカートはミモレ丈を選び、ウエストにゆとりのある設計のものにすると、長時間座る披露宴でも苦しくなりにくいでしょう。
着心地と格の両方を満たせるかを、一着を選ぶときの物差しにしてみてください。
明るい色で華やかさを足す
60代の叔母は、顔まわりに明るい色を取り入れて華やかさを足すと印象がよくなります。
濃い色だけでまとめると写真では全体が沈んで見えやすく、親族の集合写真で黒や紺が並ぶと、お祝いの席らしさが薄れてしまうことがあるためです。
ドレス自体は落ち着いた色にして、ストールやコサージュ、ジャケットにベージュピンクやラベンダー、シャンパンゴールドなどの淡い色を加えると取り入れやすくなります。
パールのネックレスも、顔まわりに光を集めてくれる小物のひとつです。
全身を明るくする必要はなく、顔の近くに1色足すだけで十分に変わります。
合わせて選びたい:婚約指輪 人気ブランドランキング 見てみるぽっちゃり体型をカバーする服選び

年代に合った服が決まっても、体型が気になって似合う服が見つからないという悩みは、50代・60代の叔母からよく聞かれます。
体型カバーは、次の2つを意識するだけで見え方が大きく変わります。
- 二の腕とお腹は袖ありとIラインで隠す
- 着丈とサイズの選び方で着やせして見せる
隠すことだけを考えると、どうしても地味な服ばかりが候補に残ってしまいます。
華やかさを残しながらシルエットを整えるという視点で、服を選んでいきましょう。
二の腕とお腹は袖ありとIラインで隠す
二の腕やお腹まわりが気になる場合は、袖ありのデザインとIラインのシルエットを組み合わせるのが効果的です。
袖が腕の太い部分を覆うと上半身がすっきり見え、縦に落ちるIラインはウエストの位置をぼかすので、体の厚みが目立ちにくくなるからです。
体型カバーに向いているのは、次のようなデザインです。
- 五分袖やシフォンのケープスリーブ
- 胸下から裾へ広がるエンパイアライン
- 縦のタックやプリーツが入ったもの
- 浅めのVネックやスキッパーカラーで首元をすっきり見せるもの
隠したい部分に布を足すのではなく、縦のラインを作る意識で選ぶと着やせして見えます。
着丈とサイズの選び方で着やせして見せる
体型カバーでは、デザイン以上に着丈とサイズの選び方が仕上がりを左右します。
大きめのサイズでゆったり着ると体の輪郭がかえって大きく見え、丈が中途半端だと脚の太い部分で裾が止まって重たい印象になるためです。
サイズは肩と胸まわりが合うものを基準に選び、お腹まわりはタックやギャザーでゆとりを持たせたデザインで調整します。
丈はふくらはぎの細い位置で終わるミモレ丈か、足首まで隠れるロング丈にすると脚のラインを拾いません。
肩で合わせたジャストサイズと、細い位置で終わる丈の2つを守れば、ぽっちゃり体型でもすっきり見せられます。
叔母の装いを整える小物と髪型

年代や体型に合わせて服が決まったら、最後に小物と髪型で全体を仕上げます。
どれだけ服の格を整えても、普段使いのバッグやまとめていない髪では、せっかく整えた装いの印象が崩れてしまいます。
確認しておきたいのは次の2つです。
- バッグ・靴・アクセサリーの選び方
- 髪型はまとめ髪で清潔感を出す
小物や髪型は服ほど目立たないようでいて、親族の集合写真では並んだときに意外と差が出る部分です。
当日の朝に慌てないよう、服と一緒に前日までに揃えておきましょう。
バッグ・靴・アクセサリーの選び方
小物は、普段使いではなくフォーマル用を選ぶことが最優先です。
革製品や動物素材は殺生を連想させるとして慶事では避けられることがあり、普段使いのバッグや靴では服の格に釣り合わないためです。
| アイテム | 選びたいもの | 避けたいもの |
|---|---|---|
| バッグ | 布製やビーズの小ぶりなパーティーバッグ | 革製、ファー付き、大きなトート |
| 靴 | つま先とかかとが隠れるパンプス | サンダル、ブーツ、ミュール |
| アクセサリー | パールのネックレスやイヤリング | 大ぶりで揺れるもの、派手な色石 |
荷物が多いときは、ご祝儀袋や替えのストッキングはサブバッグに分け、クロークに預けると身軽に過ごせます。
小物をフォーマル用で揃えておけば、服の格がそのまま全身に行き渡ります。
髪型はまとめ髪で清潔感を出す
叔母の髪型は、耳まわりや首元がすっきり見えるまとめ髪が基本です。
親族はお辞儀や挨拶をする場面が多く、下ろした髪は顔にかかって表情が見えにくくなるうえ、写真に写ったときの清潔感にも差が出るためです。
ロングヘアならシニヨンや夜会巻き、ショートやボブならサイドを耳にかけて整髪料で整えるだけでも印象が変わります。
式当日にヘアサロンでセットを頼む方法もあり、着付けとあわせて早めに予約しておくと当日慌てずに済みます。
髪飾りもパールやサテンのバレッタなど、服と同じく控えめなものを選んで仕上げましょう。
叔母のドレスはどこで買う?購入とレンタルの比較

着る服のイメージが固まったら、どこで用意するかを決めます。
叔母のドレスは購入するかレンタルするかで、費用だけでなく、保管の手間や試着のしやすさも変わってきます。
それぞれの選び方を次の2つに分けて紹介します。
- 購入するなら百貨店のフォーマル売場か通販
- レンタルが向いている人
今後どれくらい親族の結婚式や式典に出る予定があるかを思い浮かべると、自分に合う方法が見えてきます。
着る回数を目安に読み進めてください。
購入するなら百貨店のフォーマル売場か通販
購入するなら、試着ができる百貨店のフォーマル売場か、サイズ展開の多い通販がおすすめです。
百貨店では販売員に立場や式の時間帯を伝えれば格に合う一着を一緒に選んでもらえ、通販では大きいサイズやミセス向けの品ぞろえが多く比較しやすいためです。
今後も親族の結婚式や式典に出る予定があるなら、ジャケットとワンピースを組み合わせられるアンサンブルを選ぶと着回しがききます。
ハイブランドのフォーマルは素材の質感で格が伝わりやすい一方で価格も上がるため、着る回数と照らし合わせて検討しましょう。
通販で買う場合は返品や交換の条件を先に確認しておくと、サイズが合わなかったときも落ち着いて対応できます。
レンタルが向いている人
着る機会が当面ない方や、体型が変わって手持ちの服が合わなくなった方には、ドレスレンタルが向いています。
保管やクリーニングの手間がかからず、購入より費用を抑えて上質なドレスを選べるうえ、小物までセットで借りられるサービスもあるからです。
| 比較項目 | 購入 | レンタル |
|---|---|---|
| 費用 | 1着分の購入費がかかる | 購入より抑えやすい |
| 試着 | 店舗なら可能 | できないサービスもある |
| 保管・手入れ | 自分で行う | 不要 |
| 向いている人 | 今後も着る機会がある人 | 着る機会が少ない人 |
ネットのレンタルは試着できない場合があるため、予備サイズを同梱するサービスや、式の数日前に届くプランを選ぶと安心です。
次に着る予定が思い浮かばないなら、まずはレンタルを検討しましょう。
叔母の結婚式の服装に関するよくある質問

ここまでで、叔母の服装の基本的な選び方は一通り押さえられました。
最後に、年代や季節、甥の結婚式の場合など、叔母の服装でよく聞かれる疑問をまとめて取り上げます。
- 40代の叔母は何を着ればよい?
- 夏と冬の結婚式で気をつけることは?
- 甥の結婚式でも服装は同じでよい?
どれも本文の考え方を当てはめれば答えが出るものですが、判断に迷いやすい場面でもあります。
自分に当てはまるものから確認して、残った迷いを解消しておきましょう。
40代の叔母は何を着ればよい?
40代の叔母も、準礼装を基本に母親より控えめにするという考え方は50代・60代と同じです。
40代は友人の結婚式に出る機会もまだ多く、手持ちのお呼ばれドレスをそのまま使いたくなりますが、親族として出る場では華やかさより落ち着きが求められるからです。
友人の式で着た明るい色のドレスを使う場合は、ジャケットやボレロを重ねて露出を抑え、アクセサリーをパールに変えると親族らしい装いに寄せられます。
丈は膝下を守り、ネイビーやグレーなど落ち着いた色を選ぶとより安心です。
お呼ばれ服を流用するなら、羽織りと小物で格を一段上げることを意識しましょう。
夏と冬の結婚式で気をつけることは?
季節で変えるべきなのは、服のデザインではなく素材と羽織りものです。
夏でも挙式中は肌の露出を抑えるマナーは変わらず、冬でも会場内は暖房が効いているため、厚手のニットやコートのまま過ごすとフォーマル感が損なわれるからです。
- 夏:シフォンなど通気性のよい素材を選び、袖ありのデザインかシアー素材の羽織りで肌を覆う
- 冬:ベロアやタフタなど厚みのある素材を選び、会場までは上質なコートを着てクロークに預ける
- 通年:ストッキングはベージュを選び、黒のタイツは避ける
素材と羽織りで調整すれば、季節を問わず同じ基準で服を選べます。
甥の結婚式でも服装は同じでよい?
甥の結婚式でも、叔母の服装の考え方は姪の場合と変わりません。
叔母という立場は新郎側でも新婦側でも同じ親族であり、服装の基準にする相手が新郎の母親に変わるだけだからです。
新郎側の親族として出席する場合は、新郎の母親の装いを確認し、そこから一歩控えます。
両家で和装と洋装が分かれることもあるため、新婦の母親の装いも分かれば参考にしておくと、両家の親族が並んだときのバランスがとりやすくなります。
基準にする母親を確かめたら、あとは姪の結婚式と同じ手順で選んでください。
まとめ

結婚式での叔母の服装は、準礼装を基本に、新郎新婦の母親より一段控えめにまとめるのが基本です。
和装と洋装はどちらでもよく、母親や他の叔母と揃えることを優先すれば、親族席で浮くことはありません。
避けたいのは、白や全身黒の色、露出の多いデザインやカジュアルな素材、そして昼の式での強い光沢です。
服を選び始める前に母親の装いと挙式の時間を確かめておけば、これらの失敗はほとんど防げます。
手持ちのセレモニースーツも、準礼装の格とサイズが合っていれば自信を持って着ていけます。
50代はミモレ丈からロング丈のドレスやパンツスタイル、60代はアンサンブルと顔まわりの明るい色で、それぞれの年代らしい品のよさが出せます。
体型が気になる方は、袖ありとIライン、肩で合わせたサイズと細い位置で終わる丈を意識してみてください。
着る回数を目安に購入かレンタルかを決め、姪や甥の門出を晴れやかな装いで祝いましょう。


