【記入例つき】結婚祝いのし袋の書き方|中袋・お金の入れ方まで迷わず仕上がる
目次
結婚祝いのし袋を用意したものの、
「表書きは『寿』と『御結婚御祝』のどっちを書けばいいか分からない」
「中袋の裏にも金額欄があって、どこに書くのが正解か迷っている」
「字に自信がなく、書き損じたらどうすればいいか不安」
このようなお悩みを持っていませんか?
結婚祝いのし袋は、袋の選び方・表書き・中袋・お金の入れ方の順に決まりを押さえれば、初めてでも迷わず仕上げられます。
本記事では、金額別の袋の選び方から旧字体の金額早見表、ふくさへの包み方、結婚式がない場合の書き方までを解説します。
読み終えるころには、手元の袋をそのまま書き上げられるはずです。
この記事でわかること
- 包む金額と相手に合った結婚祝いのし袋の選び方
- 「寿」と「御結婚御祝」の使い分けと、名前・連名の書き方
- 中袋の金額・住所の書き方と、旧字体の金額早見表
- 中袋の裏に金額欄があるときや、書き損じたときの対処
- お札の向き・上包みの折り方・ふくさへの包み方
- 結婚式がない場合やカジュアルなお祝い袋の書き方
結婚祝いのし袋は包む金額と相手に合わせて選ぶ

のし袋選びは、書き方より先に済ませておきたい準備です。
袋の格や水引が中身と合っていないと、どれだけ丁寧に書いても見た目でちぐはぐな印象を与えてしまいます。
ここでは、売り場で袋を選ぶときに見るポイントを次の3つに分けて解説します。
- 袋の格は包む金額に釣り合わせる
- 水引は結び切りかあわじ結びを選ぶ
- かわいいデザインを選んでよい相手と場面
なかでも迷いやすいのは、金額と袋の豪華さのバランスです。
先に包む金額と贈る相手を決めてから読み進めると、手に取る袋が自然に絞り込めます。
袋の格は包む金額に釣り合わせる
結婚祝いのし袋は、中に入れる金額に見合った格のものを選びましょう。
豪華な袋に少額を包むと中身との落差が目立ち、反対に簡素な袋に高額を包むと、お祝いの気持ちまで軽く見えてしまうためです。
ブライダル情報誌『ゼクシィ』のゲスト向けマナー解説では、袋の価格は包む金額の100分の1程度が目安とされ、金額別に次のように案内されています。
| 包む金額 | のし袋の目安 |
|---|---|
| 1万円程度 | 水引が印刷されたタイプ |
| 2〜3万円 | 水引が付いたスタンダードなタイプ |
| 5万円以上 | 水引が豪華なタイプ |
3万円を包むなら、300円前後の水引付きの袋を選べば大きく外すことはありません。
出典:ゼクシィ「結婚式のご祝儀袋『選び方・書き方・入れ方・包み方』をわかりやすく解説!」
水引は結び切りかあわじ結びを選ぶ
結婚祝いのし袋の水引は、結び切りかあわじ結びのものを選びます。
どちらも一度結ぶとほどけにくい形で、「結婚は一度きり」という願いが込められているからです。
反対に蝶結びは何度でも結び直せることから、出産や入学など繰り返してよいお祝い向けとされ、結婚祝いには使いません。
『ゼクシィ』のマナー解説でも、結婚式ではあわじ結びか輪結びを使い、ちょう結びは避けるよう案内されています。
売り場では「結婚祝い用」「婚礼用」と表示された袋を手に取れば、水引の形を一つずつ見分ける手間が省けます。
迷ったときは結び目の形より、パッケージの用途表示を先に確かめましょう。
かわいいデザインを選んでよい相手と場面
色柄の入ったかわいいのし袋は、親しい友人や同僚に贈る場面なら選んでかまいません。
ただし受付で預かった袋は新郎新婦だけでなく親族の目に触れることもあるため、上司や親族へ贈るときや格式の高い式では、白地の袋を選ぶほうが安心です。
『ゼクシィ』のマナー解説でも、色柄付きや洋風のタイプは友人向きとされています。
文具メーカーのマルアイの公式ショップを見ると、桃色や紺色、花飾り付きの結婚祝い用金封の多くが583円〜935円(税込)の価格帯で並んでいます。
相手が友人ならデザインを楽しみ、目上の人なら白を選ぶと覚えておけば迷いません。
出典:MARUAI Online Shop「結婚祝い用の金封」
結婚祝いのし袋の表書きの書き方

金額と相手に合ったのし袋を選んだら、次は外側の表書きを仕上げます。
表書きは受付で最初に目に入る部分で、名目と名前の書き方さえ押さえれば、筆に慣れていなくても整った見た目にできます。
この章では、表書きについて次の6つを順に解説します。
- 名目は「寿」と「御結婚御祝」のどちらでもよい
- 名前は水引の下にフルネームで書く
- 夫婦・連名で贈るときの名前の並べ方
- 筆ペンで書き、字に自信がなければなぞり書きを使う
- 受け取った側は表書きの字をどこまで見ているか
- 短冊シールを使うときの書き方
字に自信がない方は、後半の3つを先に読んでおくと気持ちが楽になります。
本番の前に一通り目を通しておきましょう。
名目は「寿」と「御結婚御祝」のどちらでもよい
表書きの名目は、「寿」と「御結婚御祝」のどちらを書いても失礼にはあたりません。
どちらも結婚祝いの定番で、『ゼクシィ』のマナー解説でも両方が表書きの例として挙げられているためです。
注意したいのは「結婚御祝」の4文字で、「4」が「死」を連想させることから、頭に「御」を付けた5文字に整えるよう案内されています。
すでに「寿」が印刷された短冊が付いているなら、そのまま使うのがいちばん手軽です。
手書きするなら、画数が少なくバランスを取りやすい「寿」を選ぶと仕上がりが整います。
どちらにするか迷ったら、袋に付いている短冊の印刷に合わせましょう。
名前は水引の下にフルネームで書く
贈り主の名前は、水引を挟んで名目の真下にフルネームで書きます。
苗字だけだと、同じ姓の友人や親族が多い場合に誰からのお祝いか分からず、新郎新婦がお礼や内祝いの手配で困ってしまうからです。
書くときは名目よりやや小さめの文字で、短冊の中央にそろえるのが基本です。
例えば「山田花子」なら、名目の中心線に合わせて4文字を縦に並べ、上下の余白が同じくらいになる位置から書き始めます。
表書きに新郎新婦の名前を入れる必要はなく、自分の名前だけで十分です。
中心線と余白の2点を意識すれば、名前の部分はきれいに収まります。
夫婦・連名で贈るときの名前の並べ方
連名で贈るときは、3名までなら全員の名前を並べ、4名以上なら代表者だけを書きます。
人数が多いと文字が小さくなり、短冊の中で誰の名前か読み取りにくくなるためです。
| 贈り方 | 表書きの書き方 |
|---|---|
| 夫婦 | 右に夫のフルネーム、左に妻の下の名前のみ |
| 2〜3名の友人 | 目上の人を右から順に並べる。立場が同じなら五十音順 |
| 4名以上 | 代表者のフルネームの左に「外一同」。全員の名前は別紙にまとめて中に入れる |
上の書き方は、『ゼクシィ』のマナー解説で案内されている連名のルールに沿ったものです。
書き始める前に人数と並び順を決めておけば、短冊の幅が足りなくなる失敗も防げます。
筆ペンで書き、字に自信がなければなぞり書きを使う
表書きは、濃い黒の筆ペンで太めに書くのが基本です。
ボールペンや万年筆の細い線は事務的な印象になりやすく、お祝いの華やかさが伝わりにくいためです。
字に自信がない場合は、スマートフォンに見本を表示して上に短冊を重ね、透けた文字をなぞる方法があります。
App Storeでは「なぞってご祝儀」のように、ご祝儀袋のなぞり書きに使えるアプリが公開されています。
本番の前に、白い紙で一度試し書きをしておくと、にじみや文字の位置を確かめられます。
なぞり書きでも筆ペンで丁寧に書けば、手書きの温かみはしっかり伝わります。
受け取った側は表書きの字をどこまで見ているか
表書きの字が多少不格好でも、受け取った側はそれほど気にしていないことがほとんどです。
新郎新婦が袋を見るのは、主に誰からのお祝いかを確かめて記録するためで、字の上手さを比べるためではないからです。
Yahoo\!知恵袋には、練習しても字が上達せず、受け取った袋は保管されるのか、「凝視されますか?」と不安を打ち明ける質問が寄せられています。
回答では、受け取った袋をじっくり眺めたりはしなかったという声や、薄墨やなぐり書きでなければ問題ないという意見が目立ちました。
字の上手い下手より、濃い墨でにじまないように丁寧に書くことを意識しましょう。
出典:Yahoo\!知恵袋「ご祝儀袋の表書きですが、練習して真剣に書いたのにやっぱり下手っぴでした」
短冊シールを使うときの書き方
名前を手書きする短冊は、裏がシールになっていて水引の下に貼るタイプも増えています。
字に自信がない方ほど扱いやすいのは、書き損じても袋はそのままで短冊だけを替えられるためです。
ただし、書く前に袋へ貼ってしまうと、失敗したときに剥がせず袋ごと買い直すことになりかねません。
台紙に付けたまま名前を書き、墨が乾いてから位置を合わせて貼るのが失敗しない手順です。
貼る位置は水引のすぐ下で、名目の短冊とまっすぐ並ぶところにそろえましょう。
書いてから貼る順番さえ守れば、シールでも見た目は手書きの短冊と変わりません。
中袋の書き方

名目と名前で表書きが仕上がったら、続いてお金を入れる中袋を書きます。
中袋は外袋と離れても誰がいくら包んだか分かるようにするためのもので、金額・住所・名前の3つを書くのが基本です。
この章では、中袋について次の4つを解説します。
- 金額は表、住所と名前は裏に書く
- 金額は旧字体の漢数字で書く
- 中袋の裏に金額欄があるときは欄に従う
- 書き損じたときに書き直すかどうかの判断
市販の袋は中袋の形式がさまざまで、記入欄の位置が袋ごとに違います。
手元の中袋を横に置いて、表と裏を見比べながら読み進めてください。
金額は表、住所と名前は裏に書く
中袋は、表の中央に金額、裏の左下に住所と名前を書くのが基本です。
外袋と中袋は受付や新郎新婦の手元で別々になることがあり、中袋だけでも誰がいくら包んだか分かるようにしておく必要があるためです。
| 書く面 | 書く内容 | 書き方 |
|---|---|---|
| 表 | 金額 | 中央に縦書きで「金参萬圓」など |
| 裏 | 住所 | 左下に郵便番号から縦書き |
| 裏 | 名前 | 住所の左にフルネーム |
住所まで書いておくと、新郎新婦が内祝いを送るときに住所録を探す手間も省けます。
表と裏の役割を分けて書けば、中袋の基本形は完成です。
金額は旧字体の漢数字で書く
中袋の金額は、「壱」「参」「萬」のような旧字体の漢数字(大字)で書きます。
画数の多い字を使うのは、「一」や「三」が線を足すだけで別の数字に書き換えられてしまうためです。
| 包む金額 | 書き方 |
|---|---|
| 1万円 | 金壱萬圓 |
| 2万円 | 金弐萬圓 |
| 3万円 | 金参萬圓 |
| 5万円 | 金伍萬圓 |
| 10万円 | 金拾萬圓 |
「圓」は「円」と書いても間違いではなく、末尾に「也」を付けるかどうかも好みで選んでよいとされています。
表を見ながら頭に「金」を付けて書けば、金額の表記で迷うことはありません。
中袋の裏に金額欄があるときは欄に従う
中袋の裏に金額や住所の記入欄が印刷されている場合は、表ではなくその欄に書きましょう。
記入欄は書く位置を袋の側で指定したもので、欄を無視して表に書くと、受け取った側が金額を探す手間が増えるからです。
Yahoo\!知恵袋には、表に金額を書いたあとで裏の記入欄に気づいたという相談が寄せられ、ベストアンサーは裏の欄にも書けば大丈夫と答えています。
欄が横書きで「円」の文字が印刷されているなら、算用数字で「30,000」と書いても違和感はありません。
書く場所は袋の印刷に合わせるのが原則で、すでに表に書いてしまったなら欄にも同じ金額を書き足せば十分です。
出典:Yahoo\!知恵袋「御祝儀袋の中包の表に金額を書いた後に裏に金額を書く場所があることに気が付きました」
書き損じたときに書き直すかどうかの判断
中袋を書き損じたときは、金額や名前を誤った場合だけ新しいものに書き直し、読み間違えようのない書き損じはそのまま使います。
修正液や二重線で直した袋は急いで用意した印象を与えるうえ、金額の書き換えを疑われる余地を残すためです。
Yahoo\!知恵袋には、金額を「三萬円」と書いてしまい書き直すべきか迷う相談が寄せられています。
「萬」が旧字体になっていれば金額は正しく伝わるので、このようなケースは書き直さなくても差し支えないでしょう。
中袋だけを書き直したいときは、同じ袋をもう1つ買って中袋を差し替える方法が確実です。
金額と名前が正しく読めるかどうかを基準に、書き直すかを判断しましょう。
出典:Yahoo\!知恵袋「ご祝儀袋の金額を三萬円と書いてしまいました」
合わせて選びたい:婚約指輪 人気ブランドランキング 見てみる結婚祝いのし袋へのお金の入れ方と包み方

中袋に金額と住所を書き終えたら、最後にお金を入れて袋を包みます。
ここで向きや折り方を間違えると、弔事の包み方と同じ形になってしまうことがあるため、仕上げの手順まで気を抜かないことが大切です。
この章では、次の4つを順に解説します。
- 新札を肖像画が表・上になる向きで入れる
- 中袋がない・厚紙が入っているときの入れ方
- 上包みは下側の折り返しを上に重ねる
- ふくさに包んで持参する
新札の準備には銀行の窓口が開いている日を使うため、式の日程から逆算して早めに動いておきましょう。
包み終えたあとの持ち運び方まで押さえておくと、当日の受付でも慌てずに済みます。
新札を肖像画が表・上になる向きで入れる
お札は新札を用意し、中袋を開いたときに肖像画が表を向いて上側にくるように入れます。
新札は「この日のために前もって準備した」という気持ちの表れとされ、向きをそろえておくと受け取った側も数えやすくなるためです。
『ゼクシィ』のマナー解説でも、紙幣の表が見えて肖像画が上にくる向きで、すべてのお札の向きをそろえるよう案内されています。
新札は銀行の窓口や両替機で手に入りますが、窓口は土日に閉まるため、式の数日前までに用意しておくと安心です。
向きと新札の2点がそろえば、お金の入れ方で気をつけることは押さえられています。
中袋がない・厚紙が入っているときの入れ方
中袋が付いていないのし袋は、お札を半紙や白い便箋で包んでから上包みに入れるか、白無地の封筒を中袋の代わりに使います。
上包みにお札を直接入れると開いたときに中身が散らばりやすく、金額や名前を書く場所もなくなるためです。
購入時に入っている厚紙は、袋の型崩れを防ぐための台紙であることが多く、お金を入れるときは取り出して使うのが一般的とされています。
厚紙と中袋が似た形をしている袋もあるので、文字の記入欄があるほうが中袋だと確かめてから取り出しましょう。
中身が見えないように包み、名前と金額を書ける面を用意できれば、中袋がなくても失礼にはあたりません。
上包みは下側の折り返しを上に重ねる
上包みの裏側は、上の折り返しを先に折り、下の折り返しをその上に重ねます。
下側を上にする形には「幸せを受け止める」という意味が込められていて、上側を重ねる弔事の包み方と区別する役目もあるためです。
『ゼクシィ』のマナー解説でも、上からの折りを内側、下からの折りを外側にするよう案内されています。
迷ったときは、購入したときの折り方にそのまま戻せば正しい向きになります。
最後に水引を元どおりに通し、短冊がまっすぐ収まっているかを確かめて仕上げましょう。
ふくさに包んで持参する
書き上げたのし袋は、ふくさに包んで式場へ持参します。
バッグに直接入れると水引がつぶれたり角が折れたりしやすく、ふくさで包むことで袋をきれいなまま渡せるためです。
慶事用の金封ふくさは、開いたときにポケットが左側にくる向きで持つと、仏具店のはせがわが解説しています。
ふくさがない場合は、きれいなハンカチでも代用できると『ゼクシィ』のマナー解説で案内されています。
袋を書き上げたら、ふくさまで用意して初めて準備完了と考えましょう。
出典:お仏壇のはせがわ「香典を入れる袱紗(ふくさ)とは?形や色の種類、包み方、渡し方を解説」
ふくさの色ごとの使い分けや向きは、下記の記事で早見表にまとめています。こちらもぜひチェックしてみてください。
▼関連記事
【早見表つき】慶弔両用の袱紗は紫が基本|色と向きで迷わない選び方
結婚式がないときやカジュアルなお祝い袋の書き方

ここまでは結婚式に出席するときのご祝儀を前提に解説してきました。
一方で、式を挙げない友人へのお祝いや、少額のお祝いを渡す場面では、袋の選び方や書き方を少し変えたほうが自然に受け取ってもらえます。
この章では、次の2つの場面を取り上げます。
- 結婚式を挙げない友人へ贈るときののし袋
- カジュアルなお祝い袋を使うときの書き方
どちらも、ここまでに紹介した基本の書き方をもとに調整するだけで対応できます。
自分が贈る相手と金額を思い浮かべながら、当てはまるほうを確認してください。
結婚式を挙げない友人へ贈るときののし袋
結婚式を挙げない友人に結婚祝いを贈るときも、のし袋の選び方と書き方は式に出席する場合と変わりません。
結婚祝いは式の有無にかかわらず一度きりのお祝いなので、水引は結び切りかあわじ結び、表書きは「寿」か「御結婚御祝」を使います。
違いが出るのは金額で、披露宴の料理や引き出物の費用がかからない分、出席するときほどの額にしなくても失礼にはあたりにくいでしょう。
包む金額が1万円前後なら、冒頭の早見表のとおり水引が印刷されたシンプルな袋で釣り合いが取れます。
結婚の報告を受けたら、なるべく早めに渡すと気持ちよく受け取ってもらえます。
カジュアルなお祝い袋を使うときの書き方
少額のお祝いやプレゼントに添えるお金なら、のし袋の代わりにカジュアルなお祝い袋やポチ袋を使ってもかまいません。
数千円程度のお祝いに正式なのし袋を使うと、かえって大げさな印象を与えることがあるためです。
| 書く項目 | カジュアルなお祝い袋の書き方 |
|---|---|
| 表 | 「祝」「Congratulations」など袋に合う言葉。印刷済みならそのまま使う |
| 名前 | 表の下か裏に、フルネームまたは下の名前 |
| 金額 | 横書きの欄なら算用数字で「5,000円」のように書いてよい |
職場の上司や親族へ贈る場合はカジュアルな袋を避け、正式なのし袋を選びましょう。
親しい友人に気軽なお祝いを渡す場面に限って使えば、相手との距離感にちょうど合います。
結婚祝いのし袋でよくある質問

結婚式がない場合やカジュアルな袋の書き方まで押さえたところで、最後によく挙がる疑問を取り上げます。
袋をどこで買えばよいか、中に入れる金額はいくらが妥当かといった、書き方の前に引っかかりやすい点です。
ここでは次の2つの質問に答えます。
- 100均やコンビニののし袋でも失礼にならない?
- ご祝儀はいくら包めばよい?
どちらも本文の内容と組み合わせて読むと、準備がひと通りそろいます。
まだ袋を買っていない方や、金額を決めかねている方は、ここから先に確認しておくと手戻りがありません。
100均やコンビニののし袋でも失礼にならない?
100円ショップやコンビニで買ったのし袋でも、包む金額に釣り合っていれば失礼にはなりません。
袋の価格は包む金額の100分の1程度が目安とされており、1万円を包むなら100円前後の袋でも十分に格が合うためです。
注意したいのは、同じ売り場に並ぶ蝶結びの「御祝」袋を間違えて手に取ることです。
3万円以上を包むなら、コンビニでも「結婚祝い用」と表示された水引付きの袋を選べば見劣りしません。
価格の安さより、金額との釣り合いと水引の形を確かめて選びましょう。
コンビニ・100均・無印良品それぞれの取り扱いと選び方は、こちらの記事で売り場ごとに整理しています。合わせてご覧ください。
▼関連記事
【当日でも間に合う】ご祝儀袋はどこで買える?コンビニ・100均・無印の取扱いと選び方
ご祝儀はいくら包めばよい?
友人の結婚式に出席するなら、ご祝儀は3万円を包む人が大半です。
料理や引き出物の費用に見合い、割り切れない奇数で「別れ」を連想させない額と考えられているためです。
リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査(首都圏)」によると、友人から受け取ったご祝儀の平均は3.0万円で、3〜4万円未満が97.6%を占めました。
友人なら迷わず3万円を基準にしましょう。
調査条件:郵送法/首都圏の『ゼクシィ』読者・会員の金額回答者(友人n=294)。
全国平均ではありません。
出典:リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査(首都圏)」
1万円や2万円でもよいケースは、下記の記事で早見表つきで解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
▼関連記事
【早見表つき】友達の結婚式のご祝儀は3万円が基本|1万・2万はあり?ケース別の正解を解説
まとめ

結婚祝いのし袋は、選ぶ・書く・入れる・包むの順に決まりを押さえれば、初めてでも迷わず仕上げられます。
最後に、書き上げる前に確認したいポイントを振り返ります。
- 袋は包む金額の100分の1程度を目安に、結び切りかあわじ結びの水引を選ぶ
- 表書きは「寿」か「御結婚御祝」にし、名前は水引の下にフルネームで書く
- 中袋は表に旧字体で金額、裏に住所と名前を書き、裏に記入欄があれば欄に従う
- お札は新札を肖像画が上になる向きでそろえ、上包みは下の折り返しを上に重ねる
- 結婚式がない友人へのお祝いも書き方は同じで、金額と袋の格だけを調整する
字の上手さより、丁寧に準備したことが伝わる袋に仕上げることが何より大切です。
手元の袋と見比べながら一つずつ確認して、気持ちよくお祝いを届けてください。


